大会宣言

JMIUはここに第34回定期全国大会を開催し、全員の熱い討論のなかから、「労働組合の存在をかけて憲法改悪を阻止する」たたかいの本格的な推進、「1万人を突破し過去最高の峰をめざす」組織建設の新たな方針を確認、「要求を土台にすべての仲間の総団結と運動をつくる」ことなど、「憲法」「要求」「組織建設」を一体にたたかいを推進することを決意しあいました。

この間、産業別統一闘争を軸とするJMIUの方針と運動は大きく発展してきました。要求の柱としての「くらし、雇用、将来展望、労使関係」の四課題、この実現をめざす「組織建設」と「二方面のたたかい」の強化、「対等な労使関係」を土台とする「合意協力型」労使関係など、方針と政策の発展は、JMIUの運動と組織拡大の新たな飛躍の土台を築くものです。

2005年春闘では、この土台をさらに発展させながら、「すべての仲間の賃上げを」を合言葉に、企業内最低賃金と均等待遇の実現、年齢別最低保障賃金などをかかげ統一要求にとりくみ、昨年に引き続いて前年実績を上回る賃上げを獲得するとともに、青年の賃金底上げ、派遣の仲間の賃上げなど実現しました。

この一年、多くの地方が組織建設で昨年を上回り、全体として昨年に引き続き増勢のなかで全国大会を迎え、そのなかで貴重な経験が生まれました。地本・地協だけでなく支部独自にも宣伝など全員参加の未組織宣伝が各地にひろがり、労働相談を通じての組織拡大が前進しました。派遣・請負や委託契約など非正規の仲間がJMIUに加入したたかいに立ち上がりはじめています。大企業のなかでもリストラに抗するためにはたたかう労働組合が必要とJMIUの支部が結成されました。長期にわたって少数であった職場でいっきに青年を迎え入れたり、久しぶりに新入社員の加入をかちとった職場など、新たな変化が生まれました。

なにより、春闘をたたかいながら、そのなかで組織建設で前進を切り開いたことは、今後のJMIUの運動にとって貴重な経験となるものです。

いま私たちは歴史的な転換点に立っています。戦後60年、平和と民主主義、国民のくらしと労働運動を支え続けた憲法が危機に迫っています。自民党の「改憲草案」決定(11月)から国民投票法案提出へと、2007年改憲に向けた動きが具体的に進行する新たな段階となっています。

9条改悪を最大のねらいに、国民に「国防の義務」まで課そうとする今回の改憲策動は、国のあり方を根本から変えようとする策動であり、それは日本とアジアの平和を脅かすのみならず、国民の権利と民主主義、労働運動など国民のたたかいの弾圧をも視野に入れたものです。

いま、憲法改悪阻止の圧倒的職場世論をつくりあげ、職場から地域へと打って出るたたかいを急いでつくりあげなければなりません。JMIUは、学習と討論、9条の会づくりと署名など、労働組合の存在をかけて憲法改悪の策動を打ち破る本格的なたたかいを推進するものです。

憲法改悪阻止、一万人JMIUと過去最高の峰達成に向け、組合員一人ひとりの知恵と力を総結集し、運動と組織の飛躍、共同の新たな前進をきり開くため全力をあげましょう。


2005年7月11日
全日本金属情報機器労働組合
第34回定期全国大会