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崖っぷちの産業空洞化第1次緊急提言の目的
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[ INDEX ]
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1)労働者のくらしと雇用、日本経済を破綻に導く産業空洞化(1) 「販売不振、赤字累積、売掛金回収困難」を原因にした倒産を「不況型倒産」というが 東京商工リサーチによると2002年の「不況型倒産」は 過去最多の14,055件(前年比2.8%増)である。 「不況型倒産」というが、不況だけが原因ではなく、 仕事の減少や製品価格・工賃の低下が大きな影響をあたえている。 2003年1月における完全失業率は5.5%、失業者は357万人である。 2002年をとおした年間平均失業率は5.4%となっており、 前年の5.0%からいっきょに0.4ポイント悪化し、過去最悪の水準である。 労働者の賃金水準も下がり続け、 厚生労働省発表の毎月勤労統計によると2002年分の平均月間給与総額は 前年比2.4%減の343,480円である。 これは一昨年にひき続く減少となっている。 青年・学生の就職難、失業も深刻である。 2002年度新卒高校生の就職率は3月末でも90%以下であり、 多くの若者の社会への門出が「失業」という状態では 日本社会の将来に悪影響をもたらしかねない。 また海外への生産移転にともなう地方での工場閉鎖の連続は、 多くの労働者の雇用の場を奪い、 失業の増大、税収の大幅減など、 地域経済の崩壊や地域社会の荒廃につながりかねない深刻な状態を生みだしている。 (2) この事態の原因は大きくいって二つある。 第1は、1997年以降、連続した消費税などの増税、 社会保障の切り捨てなど労働者・国民にたいする収奪強化による消費不況(政策不況)、 および中小企業切り捨て政策が中小企業経営を悪化させ、 倒産・廃業、人減らし、所得ダウンをもたらしているからである。 第2は、大企業による自らの利益最優先・身勝手な企業行動である。 それは、中小・下請企業への犠牲転嫁、 中国をはじめとするアジアへの生産移転による産業空洞化が、 労働者のくらしと雇用を悪化させ、中小企業の経営を破綻させている大きな要因である。 海外への生産移転にともなう逆輸入の増大は、 日本経済が直面するデフレの原因ともなっている。 |
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