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「配転は無効」−畑鐵工は判決に従い2人を元の職場に戻せ


分会長と書記長の配転無効を喜ぶ(2月10日・京都)

 【京滋・細見通信員】京都地裁は2月20日、畑鉄工所分会の古館分会長と前田書記長にたいする不当配転事件で、配転は人事権の濫用であり「無効」とし、慰謝料支払いを命じました。
 畑鉄工所は、粉末をつき固めて薬などの錠剤をつくる「打錠機」の老舗メーカーです。6年前、売上拡大をはかるためにテクニカルソリューション部(TS部)がつくられ、その中心に抜擢されたのが後に分会長となる古館さん(当時技術部所属)や、分会書記長となる前田さんら6人でした。
 しかし会社は、このTS部に「固定残業代制」を強制。労働条件悪化にたいし古館さんはメンバーの不満をまとめて会社と交渉します。並行してJMITUの分会作りにとりくみ分会を結成します。
 そのうち会社は方針をトーンダウン。TS部から二人を除く4人を元職場に戻してTS部の人的機能を奪ったあげく、古館さんと前田さんを事実上の「隔離部屋」に押し込め続けました。
 2人は、配転無効と慰謝料の支払いを求めて2014年2月に提訴。同時に職場で要求アンケートを集め、経営資料開示や企業の将来展望を示すこと、生活改善できる賃上げや一時金を支給すること、再雇用者の労働条件を改善することなど要求し、ねばり強く交渉をおこない、その中で組合員も拡大してきました。
 裁判闘争は3年に及びましたが、公正判決を求める全国の仲間の団体署名や、職場労働者の過半数を超える個人署名を集め、勝利判決を実現しました。
 判決の翌日、分会は地本とともに職場の仲間に勝利判決を伝える宣伝をおこなうとともに、会社に解決にむけた要求書を提出。(1)控訴せず判決に従うこと、(2) 不当配転を改め2人を技術部に戻すことなどを求めました。




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