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ヤル気そぐ「定昇」水準の低額回答 ―納得できる回答へ全国でストライキ

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プラカードを掲げストライキ集会に参加したリオン支部の青年(3月15日・立川)

JMIUの2012年春闘は、85支部分会が回答を引き出した回答指定日の3月7日以降新たな回答が引き出され、16日現在百7支部分会の平均は4930円(1・80%)、組合員平均5176円〈1・89%)となっています。
 昨年同時期との比較では、それぞれわずかに円下回っています。
 回答は、全体として「円高」「先行き不透明」を口実に、「定昇相当が世間水準」などと、深刻な生活悪化の実態から目をそらし、経営責任を果たさず、労働者の努力とやる気に水をさす低額回答となっています。「ベアは論外。定昇の見直しも」という財界攻撃を背景にした逆風が吹いているなかでも、職場の団結と要求を大事にし、産業別統一闘争を強めているところで前進をかちとっています。
 JMIUは、「これでは納得できない」と、8日の第一波統一ストライキ・統一行動には、全国で100支部分会3000人が産別を迎え入れてのストライキ、決起集会、経営者への申し入れ(回答促進交渉)に決起。15日の第二波統一スト・統一では、午後半日のストライキで決起集会・デモをおこなった東京東部・西部をはじめ、各地で職場激励、決起集会などがくりひろげられました。
 JMIUは、3月末から4月初旬にかけ、低額回答への怒りを「一言メッセージ」として集めて団体交渉で経営者に迫ります。機関紙・ビラで職場に宣伝し世論化、組織拡大での前進をはかりながら、地本・地協の代表が参加する産別団交を積極的に配置し、労働者のヤル気を引き出す賃上げでこそ、職場の活力を引き出し経済の立て直しにつながること、経営者には労働者の雇用とくらしをまもる責任があることなどを迫り、回答上積み、回答引き出しをはかります。

<主な回答>
 ユニオン光学(東京北部)25000円、南千住製作所11700円(東京東部)、村松フルート11477円(埼玉)、大東工業(東京東部)11000円、田中科学(東京東部)8600円、川本製作所(愛知)7800円、島田理化(東京西部)7479円、カシフジ(京滋)7000円、関西エンジニア(兵庫)7000円

東京西部―三多摩ストライキ集会に400人(15日)
 「労働者の生活苦をかえりみない低額回答は許さない」――。JMIUは8日の第一波ストに続く15日、春闘共闘の仲間とも連帯し全国で第二波の統一スト・統一行動に決起しました。
 立川市内の公園で15時から開かれた三多摩ストライキ集会には、大興電子通信、リオン、超音波工業など7支部がストライキに入ったJMIUや医療、交通の仲間など約400人が参加。立川駅前をデモ行進し、「すべての仲間の賃上げで、景気回復を」と訴えました。
 本社の東京をはじめ全国14事業所で午後から半日、5年ぶりの全員ストに入った大興電子通信支部からは東京の仲間40人以上が参加。井上浩書記長は「経営状況が悪いのいはわかっているが、ゼロ回答はないだろう。みんなずっとガマンしてきたが、限界だというのが職場の思い」といいます。
 支部は「定昇もすえ置き」との会社回答に、「実質賃下げ回答であり許されない」と修正回答を求めています。
 集会は超音波工業支部やリオン支部の青年の参加が目立ちました。
 約80人が参加したリオン支部の青年部では「ストライキ してやんよ!」のかわいいプラカードを手に参加。戸久世洋樹副委員長は「『世間水準』での低額回答には納得しない。第二弾の『一言メッセージ』を準備している」といいます。
 超音波工業支部では、回答上積みを求め連日の門前「職場ビラ」配布をおこない、闘争態勢を強化しています。
 集会では根本全労連副議長、生熊JMIU中央執行委員長が連帯あいさつ。生熊委員長は「『ベースアップ論外』との経団連方針を受け、ほとんどが定昇水準。これじゃ生活も経済もよくならない。職場の団結と産別闘争を強化し要求実現を」と訴えました。


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