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いすずの違法性明らかに ーいすゞ非正規切り裁判で明らかになったこと

いすゞ非正規切り裁判は、10月27日で証人調べがすべて終了し、来年1月16日の最終意見陳述で結審となります。年度内に判決が出る見込みです。
 証人調べでは次の事実が明らかとなりました。

 第1に、いすゞは2004年の4000千人超の正社員を退職に追い込み、非正規に置き換え、すべての工場、ラインで違法な偽装請負をおこなってきたこと。その後、偽装請負→派遣→期間→派遣と脱法まがいに地位を変転させることで膨大な利益を上げた末の非正規社員1400人の解雇・雇止めであったこと。
 第2に、非正規社員の業務は基幹的・恒常的で、正社員とまったく変わりがないこと。
 第3に、派遣元の監督をいすゞに派遣して、労働者には知らせず管理業務にあたらせていたこと。期間工の最初の契約期間が「3ヵ月+α」であったのは、派遣期間制限逃れである「クーリングを意識していた」もので、こうしたなか、佐藤・五戸両氏などが期間工から派遣に戻ったのは、「期間工では2年11ヵ月で雇い止めになる可能性があり、派遣ならば長期に安定」などと、いすゞと派遣元が共同で騙した結果であること。
 第4に、2009年4月の雇止めの際、いすゞは十分な説明義務を果たさず、JMIU排除の意思があったこと。4月当時はエコカー減税などで急激な需要増が見込まれ、わずか7人の原告らが従事する業務は十分にあったこと。
 第5に、解雇・雇い止めが、本人と家族の生活・健康を著しく害し、結婚や家庭の破たん、子どもの進学の断念などにつながるなど看過できない損害を与えたことです。

 裁判は、いよいよ大詰めです。何としてでも勝利の判決を引き出すために、公正判決を求める団体署名をつよめます。正社員があたり前の社会になるよう、全国のいっそうの支援を。


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