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日本トムソン「正社員化」裁判―大阪高裁が不当判決

日本トムソン「正社員化」裁判で大阪高裁は9月30日、一審で認めた慰謝料の支払いも取り消し、原告組合員の請求を全面的に棄却する、不当な判決を下しました。
 事件は、日本トムソン姫路工場において「派遣切り」された労働者がJMIU日本トムソン支部に加入し、労働局の是正指導を得て直接雇用をかちとったものの、期間限定の雇用でしかなかったため、正社員としての地位確認などを求め2009年4月に提訴していたもの。
 今年2月23日、一審の神戸地裁姫路支部は、日本トムソンの雇用責任は否定しつつも、違法状態を十分認識しながら偽装出向(職安法44条違反)・偽装請負・違法派遣(期間制限違反)の「原告らの5年超の長きにわたる違法な派遣労働」を認定、「違法の重大性」を認め慰謝料の支払いを命じました。
 ところが大阪高裁は、日本トムソンの雇用責任について不当な一審判決を踏襲、さらには、「労働者派遣法は労働者保護ではなく」「労働者に対して就労の場を提供する機能を果たしていることも軽視できない」などの理屈を立て、一審判決の不法行為の成立、慰謝料支払いをも取り消しました。
 原告とJMIU日本トムソン支部は「声明」、「派遣労働者をものであり許されない」として最高裁に上告しました。

声明はこちら


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