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派遣元と結託し脱法行為 いすゞ自動車の関与浮き彫り
東京地裁 いすゞ非正規切り裁判証人調べはじまる

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いすゞ「非正規切り」裁判で証人調べはじまる。裁判を終えて(東京地裁・6月13日)

6月13日、いすゞ自動車非正規切り裁判の第一回証人調べがおこなわれた東京地裁103号法廷は、熱気に包まれました。
この日の証人は、いすゞ自動車支部星野書記長、藤沢工場の正社員・福島さん、藤沢労務担当の三人。
 星野、福島証人は、2002年の「いすゞVプラン」にもとづき4000人をこえる正社員が退職に追い込まれたこと。それと同時に、偽装請負労働者が大量に導入された状況を具体的に証言。その後、偽装請負→派遣→期間→派遣といすゞが思うままに地位を変転とさせてきたこと。2009年1月以降もいすゞには原告らが従事する業務は十分あったこと。四月を底にエコカー減税などで急激な需要増が見込まれていたことなどを証言しました。
 また、星野証人は、「原告の松本さんは私と同じ職場で、二交替の反対番は正社員であった」と証言。非正規と正社員の業務がまったく同じで、基幹的・恒常的で、混在してこなしていたことを具体的に明らかにしました。
 会社側証人の反対尋問にたった鷲見弁護士は気迫の追求。「派遣元の監督をいすゞに派遣させ、期間工に対応する業務にあたらせた」との新事実を引き出しました。2006年、期間制限違反の派遣を期間工に置き換え、さらに一部を派遣に戻していた当時のことが浮き彫りにされ、いすゞの関与があばかれました。
 今後、4回(7/7、9/1、9/29、10/27)の証人調べが予定されています。本件の解明には、井田会長の証人調べが不可欠です。「いすゞVプラン」などを通じて、正社員を非正規へ大規模に置き換え、あげくリーマンショック以降の一時的な需要の落ち込みの中で、1400人近い非正規社員切りを断行した全体像は、井田会長をおいて知り得ないからです。
 裁判所は、経営状況全般について証言する渡辺、山口証人の状況を見て、井田証人の採否を決定の意向。JMIU三木書記長も9月1日には証言台に立ちます。


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