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解雇は権利濫用―山王パート解雇事件勝利判決
福島地裁郡山支部

 福島・山王東北工場パート解雇事件で福島地裁郡山支部は6月30日、「雇用継続への期待に合理性がある」として、解雇無効の仮処分決定を下しました。
同事件は昨年11月15日、(株)山王・東北工場を解雇されたパート労働者がJMIUに加入し、2人の組合員が提訴したたかっているもの。
 「決定」は、社員募集広告や会社幹部の言動、その他から「雇用継続への期待に合理性がある」と労働者側の主張を認め、会社の「解雇回避の努力は不十分」であり、「パートのみを人員整理対象とするのは合理性に乏しい」と会社の主張を退け、会社の人員整理の必要性を認めつつも、「権利の濫用にあたる」として、「賃金仮払い」を決定しました。しかし地位保全は認めませんでした。
 この事件は、フルタイムで男性準社員と同じ仕事をし、長時間残業、休日出勤もしながら低賃金。しかも「長期に働ける方」といって募集しながら、突然解雇する。いわば「名ばかりパート」解雇事件というものでした。
 また、このたたかいのなかで山王東北工場の、法律も無視した労働実態、働かせ方も明らかになりました。組合はこの間、郡山労働基準監督署に申告し六項目の労基法違反を是正させました。福島労働局には男女雇用機会均等法違反を訴え四項目の是正をさせてきました。
 地元や全国からの裁判所への要請署名など、大きな支援、激励によって手にした「勝利決定」。支部は、これを武器に、会社に決定を尊重し解雇を撤回させ、職場にもどり、労働者が安心して働ける工場にするため努力する決意です。


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