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徳島・光洋シーリングテクノ
 やったぞ! 全員直接雇用 組合つくり5年余 正社員化へ団結

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全員の直接雇用をかちとり、正社員化へ決意 ―光洋シーリングテクノ

 2004年9月の組合結成から5年あまり。正社員をめざしたたかっている徳島・光洋シーリングテクノ関連支部で、「請負」として残っていた13人がこの1月から全員契約社員になりました。これで組合員44人のうつ正社員22人、契約社員22人。ひとつのくぎりをつけ新たな年を迎えました。

「簡単には首にできない。これは大きい」
「いままで何かあると『お前ら社員じゃない。だまっとれ』と社員からいわれてきたけど、これからは言わせない。団体交渉で会社にも堂々とものが言える。これが一番大きい」。
 シーリングテクノで「請負」として働きはじめて3年11カ月。この1月から契約社員となった支部副代表の増本孝普さん(36歳)はこういいます。
 家族は妻と小学3年生から2歳まで3人のこどもがいます。看護師の妻からは「まだ正社員になったわけではないんでしょ」と言われます。
直接雇用となっても月々の手取り賃金は逆にマイナスになり、寸志の「一時金」がでる程度。それでも請負会社との身分不安定な雇用契約からシーリングテクノとの直接契約になったことの違いには大きなものがあります。
増本さんはいいます。「正社員じゃないからまだ雇用不安はかかえるけど、そう簡単には首にできない。これは大きい」と。
これで残る22人全員が正社員に向かうスタートラインに立ちました。増本さんは、「1年、2年で正社員になる。そういう決意で、みんなでがんばりぬく」といいます。

正社員もいっしょにハチマキ就労闘争に
シーリングテクノにおけるこの間の直接雇用・正社員化の前進は、代表の矢部浩史さん(44歳)を軸に、全員の団結したねばりづよいたたかいによるものです。
 組合結成から2年後の2006年8月、会社とJMIUとの間で交わされた「偽装請負解消のため、3年経過者から直接雇用し、正社員化に道を開く」合意を最大の武器に、着実に契約社員・正社員化をかちとってきました。
 しかしこの間には、派遣会社からの解雇攻撃や連合・JAM労組の執拗な妨害とのたたかい、正社員になれた仲間となれなかった仲間との「気持ちのあつれき」など、さまざまな困難がありました。
 今回、13人の直接雇用化をめぐっては、2008年春闘での「年内には」との会社の「約束」から2年近いたたかいを強いられました。昨年末から約1年、門前に組合旗をかかげ続け、正社員になった組合員も含め全員がハチマキ就労し、残業拒否闘争にも入りました。

「後に引くことない。じっくり腰すえる」
矢部さんとともに組合を立ち上げた一人、仲村早途さん(38歳)は、契約社員になってすでに3年3カ月、この2月でまる8年になります。
正社員採用試験のチャンスが3回ありましたが、初回は「点数不足」、2、3回目は祖母の葬儀、病欠でわずかに「出勤率」が足りず受けられませんでした。
仲村さんは、「後に引くことはない。あせらずじっくり腰すえて正社員雇用をめざす」といいます。


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