JMIUトップページへジャンプ活動紹介へ戻る

 東武スポーツ争議
 最高裁 会社側上告を棄却
 合意なき契約社員への変更無効確定


 十分な説明も本人の合意もなく、なかば強制的に正社員から有期雇用、賃金ダウンの契約社員に身分変更を強いられた東武スポーツのキャディら25人が正社員復帰を求めた訴訟で、最高裁は7月2日、会社側の上告を棄却、組合側全面勝利が確定しました。
 最高裁は「上告理由の実質は事実誤認または単なる法令違反を主張するものであって、明らかに上告の事由に該当しない」と会社側主張を退けました。
 裁判の争点は、賃下げをともなう契約社員への身分変更に本人の合意があったかどうかでした。
 一審判決は、契約書にサインしなければ解雇されるのではないかなどとする本人らの「錯誤」によるものであり、「合意があったとしても無効」とし、東京高裁(2008年3月25日)はさらに一歩すすめ、「数分の社長説明及び個々面接での口頭説明では、理解し記憶に止めることは到底不可能」であり、「合意が成立したとは認めることができない」と、「合意」の成立そのものを否定しました。
 現在、最高裁の決定もふまえ、争議全面解決のための話し合いが東武鉄道の間でもたれています。


JMIUの機関紙「金属労働新聞」は月2回(5日、20日)発行中です!(1部100円)