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解雇撤回し派遣労働者の希望者全員を直接雇用
静岡西部地域支部アスキー分会




 「有給休暇はない」と、とらせてくれず、「社会保険に入れてほしい」といってもかけあってくわず、あげく解雇された組合員が分会を結成。その後同じく解雇された一人の同僚も加わり二人の解雇を撤回、同時に、派遣労働者約50人の希望者全員の派遣先への直接雇用で合意しました。
 組合をつくったのは、静岡西部地域支部アスキー分会(マツオカフェルナンド分会長)。自動車部品をつくる(株)アスキー(浜松市・従業員250人、うち派遣など50人)では、請負労働者(派遣労働者)と正社員が混在して仕事をし、アスキーの管理職が指揮をするいわゆる「偽装請負」の実態があり、派遣制限期間である3年をこえ5年から10年になる人も多数いました。
 JMIU静岡西部地域支部は、解雇とともに違法状態を解決するためには労働組合を結成し交渉するしかないと昨年10月末、まず雇用主である派遣元の一つに結成を通知。交渉は直後に新たな解雇者を出したために紛糾しましたが、結果的にはその労働者を含め「2人の解雇を撤回」「労働者への直接雇用申し入れ」「派遣先であるアスキーが直接雇用するまでの間の賃金保障」で合意しました。
 派遣元との合意をふまえ、派遣先であるアスキーにたいし11月から年末にかけ精力的に交渉。「組合員ならびに派遣社員全員に直接雇用を申し入れること」「賃金は旧派遣会社の賃金を下回らないこと」「雇用は有期契約(3カ月)であるが原則として更新すること」で合意しました。
 組合員2人は1月6日から職場復帰、同時に約50人にのぼる派遣労働者全員が、希望に応じ直接雇用されることになりました。あわせて健康保険、厚生年金、雇用保険への加入も実現しました。(2009年1月8日)


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