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日亜化学の約束破りを許さず、青年の正規雇用を求める決議



 偽装請負の是正を求めて、きびしい攻撃に立ち向かう日亜化学の青年のたたかいは、多くの青年に勇気と熱い連帯を広げ、労働組合に結集してたたかうことの重要性を全国に発信し続けています。
 本年8月20日、厚生労働省と徳島労働局は、日亜化学に違法な請負があったとして是正指導を行いましたが、日亜化学は「現代の労働事情の実態に法整備が即応していなかった」などとし、反省の姿勢を示していません。この10月にも、派遣元に対し派遣労働者の指名解雇を強要するという暴挙を行うなど、法令遵守や企業の社会的責任を果たさないきわめて悪質な企業です。
 徳島県の対応も異常です。県自らが仲介し、2006年11月10日に日亜化学とJMIUとの間で成立した「直接雇用する」との約束が、1年近くたって突然反故にされたにもかかわらず、県は日亜に抗議するどころか県議会に虚偽の申立をしてまで法違反企業を擁護しているのです。
 さらに厚生労働省と徳島労働局の是正指導にも重大な欠陥があります。偽装請負を認定し、申告者に不利益を押しつけさせないためにも、直接雇用の申し入れを企業に指導すべきです。そうでなければ、「違法は、やり得」になり、報復としての解雇事件がまかり通るのです。過日の国会で、麻生首相が「違反が確認された場合には、労働者の雇用が失われないように、派遣元・派遣先双方の企業に対し、必要な措置をとるよう指導していくのは当然のことだ」と言明しており、直ちに直接雇用を指導すべきです。
 世界的な金融危機のもと、外需依存の日本の経済構造の転換が求められている今こそ、非正規雇用の正規化と労働条件の大幅な改善、雇用の安定が求められています。政府は「年長フリーターの正社員化」にとりくむと言っています。そのためには、いま派遣や偽装請負で働いている仲間を、直ちに正社員化させることが求められています。そして、違法派遣の場合は派遣先との雇用契約が成立するという「みなし雇用」や不安定な登録型派遣をきびしく制限するなど、労働者派遣法の抜本改正が緊急に求められています。
 私たちは、本日の集会を大きく成功させ、日亜に約束をまもらせるまでたたかう決意をあらためて固め合いました。全国の違法派遣や偽装請負を告発し、正規雇用を求めてたたかう仲間の要求を実現し、労働者派遣法の抜本改正めざして全力をあげてたたかうことを、ここに決議します。

2008年11月9日

日亜化学の約束破りを許さず、青年の正規雇用を求める11・9集会


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