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私の給料、いくらか知っていますか?
青年 気迫の交渉=長野・前田製作



青年による団体交渉を終えて交流(長野 前田製作所)

 前田製作所支部は青年春闘にとりくんでいます。始まりは昨年の年末闘争。一時金の低額回答を受け、支部委員長は「せめて青年だけにはもう少し多く」と思い、多くの青年の生の声を会社に伝えようと、青年に団交への出席をよびかけました。それに応え、青年たちが一時金への思いを団交で訴えました。それをきっかけに、支部は地本とともに一緒に食事をしたり、酒を飲んだりし、青年との交流を深めていきました。
 そして春闘。まったく納得のいかない回答が出されます。それに反応するようにリレースト集会にも多くの青年が参加。集会後、支部委員長に一人の青年が声をかけてきます。「4,000円で終わりですか」と。支部委員長が「終わらないよ」と答えると、「青年での打ち合わせをやりましょう。俺たちは、いつでも時間をあけます」と。
 支部委員長は他の青年組合員にも声をかけ、さっそく、打ち合わせを設定。それを受けて地本も打ち合わせに参加し、複数の青年の参加で要求整理と団交シナリオを組み立てました。
 そして団交当日、8人の青年が出席。「今、34歳ですが私の給料いくらか知っていますか」と、青年の中心的な組合員が口火を切ります。会社側は「23万円ぐらいですか」と答えますが、すかさず「だったら、それだけ下さいよ」と迫ります。実際の月例賃金は20万円そこそこ。それを知った会社側団交団は絶句します。
 続けて、他の青年も「彼女の親に会って給料を聞かれ、そんな給料じゃ結婚させられないと言われた」、「34歳で20万ちょっとしかもらえないんじゃ、この先どうすればいいんですか」など、腹の底から訴えが続きます。そしてついには「こんな実態だとは知らなかった」と、会社側団交責任者がつぶやきます。
 まだ始まったばかりの青年のとりくみですが、これをきっかけに、青年と一緒になって青年春闘そして、組織建設を大いに進めていこうと決意を新たにしたところです。
(「金属労働新聞」4月20日付より)


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